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ピアノ補助ペダルについて
2022.12.02
「補助ペダル」とは、小さなお子様がピアノペダルを使用することが出来るよう開発されたペダル、のことです。
補助ペダルは必要?
子供は床やペダルに足が届きませんから、足がブラブラするのを防ぐための「補助台」や、ピアノのペダルの上に直接置いて使う「補助ペダル」や、直接ピアノのペダルに取り付ける「アシストペダル」(アシストペダルの高さにより足台としての「アシストスツール」も必要)を使うことで、安定した良い姿勢で演奏することができます。
もちろんあったほうが良いですが、子供の成長が早く、まあまあ高価なものもありますので、ご自宅で用意していただくことは難しいかもしれません。
補助ペダルいろいろ
教室では、身長130cmを目安に2種類の補助ペダルを使い分けています。
おおよその身長110cm~130cmの生徒さんは下記のタイプの補助ペダルを使用します。「無段階ネジ式」タイプです。サイドのハンドルを回して高さを調節するタイプの補助ペダルです。
小さな生徒さんは体重も軽く右足に上手く力を掛けられないので、下記のようにピアノのペダルと補助ペダルの間に別の高さ調整のないアシストペダルを挟む場合もあります。
*レッスンでいろいろ工夫はしていますが、なかなか補助ペダルは扱いづらいものです。
身長130cmを超えるとアシストペダルとスツールをセットで使えるようになります。
身長140cm~145cm、床まであと少しぐらいになりましたら、高さ調整なしのアシストペダルが使えます。
背が高くなってアシストペダルなしでも十分ペダルに届く生徒さんでも、アシストペダルを使うとピアノのペダルが軽く踏みやすいので御本人の希望に合わせて使用しています。
最後に
身長に合わせた高さでないと、足の支えがない為しっかりとした音を出すことができません。
最近は、小さいころからペダルを使った曲を練習をすることが増えていますので、補助ペダルかアシストペダルのどちらを購入するべきか、迷うところです。
アシストペダル本体は比較的安価で購入できますが、アシストスツールは少々高額です。
補助ペダルは、教室に2台ありますので、発表会やコンクールなどのご自宅練習に必要ならば、無料でお貸しできます。また相談していただければ、と思います。