Lesson Point
レッスンポイント
【ピアノを独学で勉強される方へ】 バイエル教則本で初級レベルをマスターしよう 2番 左手 主題と8つの変奏 Var.1~8 〜先生と生徒で連弾しよう 🌟ワンポイントアドバイス記載 動画編
2023.03.05
練習のポイント
- 生徒:メトロノームで♩=60に合わせて演奏しています。
- 1拍のテンポ感がつかみ易いように4分の4は4つ、4分の3は3つ、4分の2は2つカウントをとって弾き出しています。
- 音と音はつなげて切れないようにして弾きましょう。
- 指づかいを守りましょう。
- 最後の音の長さに気をつけましょう。長い音符で終わることが多いので、次の小節の1拍目で上げるつもりでのばしましょう。
- 楽譜を見ながら弾けるようにピアノの音と手の動きにを慣れましょう。
- 生徒パートの演奏が上手に弾けるようになった後で、先生パートの演奏に合わせて連弾をしてみましょう。
〜ピアノを弾く前に〜
- 音名を歌いながらリズム打ちをしたり、音とリズムを頭の中で整理してからピアノに向かうとスムーズに練習に取り組めると思います。
- 1番は8小節でしたが、2番は16小節になりました。音も難しくなり曲も長くなっています。今までに出てきた真ん中の「ド」から高い「ソ」までの音をしっかり覚えましょう。
こちらからyoutube再生リストにて動画が見られます。
バイエル教則本 2番 左手 主題と8つの変奏 🌟ワンポイントアドバイス
主題
- ソラシの3つの音を使います。指づかいはソラシ→321で準備をし、全音符(4拍)のみの曲ですから、1番の右手の時と同じように1234と数えながら弾く、又はソーーー、ラーーーと歌いながら弾いて4拍分しっかりのばしましょう。
- ドレミファソに比べ、ソラシは歌いにくいかも入れません。先生パートがト長調なので、ソラシがドレミに聴こえる方は、より意識してソラシのメロディを歌いましょう。
- 8小節目と9小節目の間でスラーが切れています。8小節目のソの音が短くならないように充分保ってから上げましょう。ただし9小節目の1拍目のラの音は遅れずに入りましょう。スラーの切れている所以外はなめらかにつないで弾きましょう。
Var.1(第1変奏)
- 主題の全音符が2分音符(2拍)の変奏になっています。音符の上の曲線はスラーです。なめらかに音をつなげて弾く記号です。同じ音が続くときは、2分音符の2拍分が短くならないように音の長さを充分保つように気を付けましょう。
- どの音にスラーがついているか、つなぐ音、切る音の確認をしましょう。
Var.2(第2変奏)
- 付点2分音符(3拍)と4分音符(1拍)の組み合わせのリズムですが、2拍の音符も加わります。それぞれの音符の長さを保つことと、スラーに注意しましょう。
Var.3(第3変奏)
- 3拍子の動きのある変奏です。3つ続く同音が短くならないように。スラーの切れ目にも注意してください。4小節ずつのまとまりを意識してください。
Var.4(第4変奏)
- 4分音符と2分音符の組み合わせの2拍子です。音の並びは主題に近いです。こちらもスラーに注意です。
Var.5(第5変奏)
- 3拍子で楽しい変奏です。スラーの切れ目は柔らかく上げて、3拍目から次の小節の1拍目(123→1拍目)に遅れないように入りましょう。
- リピート(くり返しの記号)があります。16小節目まで弾いて9小節目に戻って最後まで弾きます。
Var.6(第6変奏)
- 左手の位置を確認しましょう。ここからソラシドレ→54321になります。
- 音が主題のメロディにレを挟むようになっています。345の指を動かすことが難しいですし、音も跳躍します。2拍の音符でゆっくり練習し、ソラシドレがスラスラ読めるようにここで音になれましょう。
Var.7(第7変奏)
- 1番の第5変奏の時と同じように、4部音符、2分音符、4分音符の組み合わせは、真ん中の2分音符が強調されます。言葉で表すとスカートのようにカーが強調されます。
- スラーは4小節ずつつなげましょう。躍動感はありますがリズムに注意しながらなめらかに仕上げましょう。先生パートの伴奏も楽しいリズムが使われています。
Var.8(第8変奏)
- 4小節目と12小節目のスラーの切れ目に注意しましょう。どの音にスラーがついているか、つなぐ音、切る音の確認をしましょう。
- 8、15小節目のドラレ、11小節目ラレドの難しい動きは、何度も練習しましょう。
- リピートがあります。9小節目に戻りましょう。