Lesson Point
レッスンポイント
バイエル教則本 82~85番 ホ長調の音階【ピアノを独学で勉強されている方へ】バイエルで初級レベルをマスターしよう 🌟ワンポイントアドバイス記載 動画編
2023.04.23
練習のポイント
- 音と音はつなげて切れないようにして弾きましょう。
- 指づかいを守りましょう。
- テンポ、調号、リズム、強弱など、いろいろな記号に注意して譜読みをしましょう。
- 楽譜を見ながら弾けるようにピアノの音と手の動きに慣れましょう。
こちらからyoutube動画が見られます
ホ長調の音階①
- 調号♯ファ、ド、ソ、レの4カ所、ホ長調です。
- 5小節目からのユニゾンの動きと音階の指づかいに気をつけましょう。
ホ長調の音階②
- 速度記号Allegrettoの指示があり、3拍子です。
- リズム、テンポ、指づかいに気をつけましょう。
- 17、18小節は取り出してゆっくり練習しましょう。
82番
- 始まりの小節が、3拍子の3拍めからです。このような曲を弱起といいます。(大抵、最後の小節の拍数と合わせて1小節分になります)
- ホ長調で始まり、9~16小節目は、レの音がナチュラルになっています。調号は変わりませんが中間部が転調しています。ホ長調→イ長調→ホ長調です。
- イ長調の部分の位置に注意しましょう。
83番
- ハ長調の音階の応用編。
- タイの音に注意しましょう。
- 上行形は自然なcresc.で。2小節ひとまとまりでクレッシェンドすると、4つ目(7小節目)でフォルテの指示になります。
- 8小節目の左手アクセントも強調して7・8小節目に山が来るようにしましょう。
84番
- 3度の和音がバラバラにならないように揃えて、なめらかに弾きましょう。
- 最後の和音の上の記号はフェルマータ「その音を長くのばす」という意味です。イタリア語で停留所の意味があります。音楽もそこで止まります。フェルマータは、その音符の約2倍程度のばすことが多いですが、どのくらいのばすせばいいか、は好みです。音符そのものの長さ以上は、のばしましょう。
85番
- ヘ長調です。3連符の粒を揃えましょう。
- 右手・2小節目タイの後のタイミングに注意しましょう。
- 9小節目から左手にメロディが移ります。