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【ピアノを独学で勉強される方へ】 バイエル教則本で初級レベルをマスターしよう 1番 右手 主題と12の変奏 Var.1~12 〜先生と生徒で連弾しよう 🌟ワンポイントアドバイス記載 動画編
2023.03.03
練習のポイント
- 生徒:メトロノームで♩=60に合わせて演奏しています。
- 先生:4拍子は4つ、3拍子は3つカウントしてから弾きだしています。
- 最後の音の長さに気をつけましょう。長い音符で終わることが多いので、次の小節の1拍目で上げるつもりでのばしましょう。
- 楽譜を見ながら弾けるようにピアノの音と手の動きにを慣れましょう。
- 生徒パートの演奏が上手に弾けるようになった後で、先生パートの演奏に合わせて連弾をしてみましょう。
〜ピアノを弾く前に〜
- 音名を歌いながらリズム打ちをしたり、音とリズムを頭の中で整理してからピアノに向かうとスムーズに練習に取り組めると思います。
- 速さの記号Moderato「中くらいの速さ」の指示があります。
- legatoは「なめらかに」という意味です。
バイエル教則本 1番 右手 主題と12の変装 Var.1~Var.12 ~先生と生徒で連弾しよう〜
こちらからyoutube再生リストにて動画が見られます。
バイエル教則本 第1番 🌟ワンポイントアドバイス
主題
- 全音符(4拍)が続きます。4拍分きちんと延ばして次の音へつなぎましょう。1234と拍を数えながら弾く、又はドーーーレーーーと歌いながら弾きましょう。
Var.1(第1変奏)
- 主題の全音符が2分音符(2拍)の変奏になっています。音符の上の曲線はスラーです。なめらかに音をつなげて弾く記号です。同じ音が続くときは、2分音符の2拍分が短くならないように音の長さを充分保つように気を付けましょう。
Var.2(第2変奏)
- 付点2分音符(3拍)と4分音符(1拍)の組み合わせのリズムです。3拍の音符を保つことと、スラーに注意しましょう。少し難しいリズムです。
Var.3(第3変奏)
- 2分音符と4分音符の組み合わせのリズムです。Var.2を3拍子にしたような曲。メロディに動きがあり、ソの音が出てきます。大きなスラーがありますから、始めから終わりまでなめらかにつなげましょう。
Var.4(第4変奏)
- 4分音符と2分音符の組み合わせです。メロディは主題に近いです。4分音符が2つ同じ音の時、1つ目が短く跳ねないようにしましょう。
Var.5(第5変奏)
- 4分音符、2分音符、4分音符の組み合わせは、真ん中の2分音符が強調されます。言葉で表すとスカートのようにカーが強調されます。ただし同じ音が続くところでもあるので1つ目の音が跳ねないようにしましょう。躍動感があり、難しいリズムです。先生の伴奏も楽しいリズムが使われています。
Var.6(第6変奏)
- 順次進行で柔らかいメロディです。4小節ずつのスラーに注意しましょう
Var.7(第7変奏)
- 4分休符(1拍休み)と4分音符の組み合わせです。始まりの1拍目が休みなので「1」と声を入れました。その後も、1拍目の休符の上げ方やタイミングに注意して練習してください。
Var.8(第8変奏)
- こちらもVar.7を3拍子に変奏したような曲。5小節目以降はメロディに動きがあり離れた音が多いですから、ゆっくり練習しましょう。
Var.9(第9変奏)
- 3つ連続した同じ音が跳ねないように。スラーの位置にも注意しましよう。
Var.10(第10変奏)
- 3度の音程幅が多く出てきます。3拍目の休符のタイミングに注意してください。
Var.11(第11変奏)
- メロディは比較的易しめですが、同じ音が続く時以外はスラーになっています。音が、きちんとつながっているかよく聴きながら弾きましょう。
Var.12(第12変奏)
- 右手変奏最後の曲です。順次進行の後に3度の音程があります。3小節目や7小節目の音形に注意しましょう。何度も練習してスラスラ弾けるようにしましょう。